●貝塚中央こども園●

rebuilding新園舎について

貝塚中央こども園は、園舎の建て替えを行い、令和7(2025)年2月から新園舎で保育が始まりました。
思い出の旧園舎

旧園舎(昭和51年から令和6年1月まで)

貝塚中央こども園は、昭和51(1976)年、貝塚中央保育園としてスタートし、平成28(2016)年にこども園に移行しました。半世紀近い年月、子どもたちの成長を見守ってきた旧園舎、その思い出は色褪せることなく多くの人々の心に残っています。そんな思い出の一部をここに記します。

これから新たに刻まれる歩みに向けて……。

子どもたちや先生が毎日何気なく目にしてきた園内の風景。夏のプールや園舎の壁画、陽の光が差し込む教室、園庭でのもちつき、子どもたちが熱演した発表会の舞台など、みんなの思い出がいっぱい。全てが心に刻まれた大切なワンシーンです。

季節の移り変わりを感じながら、青空のもと思いっきり遊んだ広い園庭。三輪車に乗ったり、友だちと追いかけっこをしたり、運動会の練習でもいっぱい汗を流しました。キャンプファイヤーの周りでみんなで歌った元気な声と虫の鳴き声、風の音がよみがえります。

毎日0歳から年長さんまでが、友だちや先生と過ごしたお部屋や園の周り。いろんな場所に、積み重ねた47年間のぬくもりが感じられました。この環境は、新しい園舎になっても進化をしながら引き継いでいきます。

「温かい食事を子どもたちに」との思いからこの園は始まりました。開園当初から続く芋ほりやもちつきなどの行事を通した食育、給食室で作られる温かい昼食、0歳児から先生と1対1でゆっくり食事できる環境など、子どもたちの「食」をずっと大切にしてきました。

時代が変わっても私たちの子どもへの思いは変わりません。乳幼児期の一日一日はとても大切です。愛着関係を育み、子どもが主体的に遊び・感じ・発見する環境を整えるとともに、一人ひとりの発育に合わせて、「今」必要な環境を用意する「子どものための保育」を、これまでも、これからも続けていきます。

令和7(2025)年、新しい園舎へ

貝塚中央こども園新園舎(完成予想図)
新園舎は、貝塚市を流れる近木川(こぎがわ)が動植物のすみかを作り、豊かな自然と人々のつながりを生んできたように、園舎を接点として子どもたちが多様な体験に出合い、遊びを通して主体性を育むことができる、「子どもたちのすみか」をコンセプトとして、建設いたしました。